【No.1511】沖縄三線のブランド化に向けて

ゆいまーる沖縄社長  鈴木修司

2017年07月09日 10:24

先週木曜日に、沖縄三線のブランド化の委員会が行われました。




僕も委員として参加させていただいていますが、
今回は、沖縄工芸の現状と課題、そして未来へ向けた取組みについてお話しさせていただきました。

工芸のジャンルは違えど、職人の所得、社会保障、後継者問題等は三線業界も同じ状況です。




業界として最も大きな危機は、この10〜15年で起こる世代交代です。


とにかく次世代の職人が相当少ないので、
産地によっては70〜80%の職人がいなくなってしまい、一気に人数、生産数が減少します。


そのためにも、ブランド力向上、モノづくりの付加価値アップ、そして職人の所得改善、
社会保障の整備をしていかなければなりません。


新商品開発や販路開拓で解決するような簡単な問題ではありません。
業界の構造改革が必要なのです。


5年〜10年という長い時間が掛かります。


もう動かないといけません!


いつやるのか? 


今でしょ!


なのです!!


残された時間はもうないので、
僕も事業とは別に、そして事業ともうまく連動させながら、
工芸業界のためにできる限り時間を費やそうと思います。



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