【No.1462】根のある暮らし

ゆいまーる沖縄社長  鈴木修司

2016年03月27日 09:33

先日、島根県にある(株)石見銀山生活文化研究所さんへ行ってきました。


こちらの会社はお取引先さまでもあり、
僕が10年前に知ってから、一度訪問したいと思っていた会社です。
なかなか行く機会が無かったのは、何せ遠いのです!

場所は島根県の山中。出張でもなかなか山陰地方には行く事がなく、
何かのついでに、、ではなかなか行ける所ではありません。

とっても素敵な町並み。



何とこれが本社の社屋です。
あぜ道を通って行きます。




企業理念。




何と(株)石見銀山生活文化研究所さんは、410人の人口であるこの地で、
50人雇用しているのです!(一部地域の外の方もいらっしゃいます)
そして、全国に30店舗を運営しているので、全社員で百数十名の社員がいらっしゃいます。




社長である松場登美さん、会長の松場大吉さんともいろいろお話させていただきました。


「物」から「コト」の時代になった。
そして、これからは「こころ」の時代。。


そのために、地域に昔からある環境、根のある暮らしが財産となる。


これからの会社、自分の生き方に大きな影響を与える言葉をたくさんいただきました。


沖縄は日本の中では所得が最下位です。
現在も貧困が大きな問題になっています。

もちろん今の所得や貧困については、改善していかなければならない事です。


でも、もう一つの自然や文化などの宝物をどう守り、活かしていくのか、
という視点も持っておく必要があると思います。
「カネ」や「物」の豊かさを追求しすぎると、時代に逆行してしまう。


これからやってくる「こころ」の時代を考えると、
日本の中でも沖縄は間違いなくトップランナーになれるはずです。


経済とこころのバランスを追求する。
これが今後のゆいまーる沖縄、そして沖縄自体のテーマだと思います。


石見銀山生活文化研究所
http://www.gungendo.co.jp/




関連記事